種類の多いHINEMOSは日本酒初心者におすすめの美味しい銘柄
2016年
山梨県にある酒蔵にいって
試飲をしてから日本酒が
好きになりました。
好きになるまでは
日本酒なんてアルコール臭くて
飲めない!
なんて思っていたのですが、
美味しい日本酒と出会って
本当に良かったと思います。
その年に伊勢丹の新宿店で
ISETAN SAKE マルシェという
イベントがあり、行ってみたところ
たくさんの日本酒を試飲が出来て
また、美味しい日本酒に出会いました。
その時に購入した日本酒は
1本(720ml)1万円の貴醸酒でした。
美味しければ日本酒の価格って
商品に満足すれば
あまり気にしないのだなと
思ってしまいました。
今回紹介する日本酒は
日本酒ベンチャー、
株式会社ライスワインのブランド
「HINEMOS」です。
パッケージ・ボトルデザインにもこだわった日本酒ブランド「HINEMOS」
日本酒の瓶にはラベルが
貼られていることがほとんどですが、
「HINEMOS」は瓶に直接
印刷されています。
パッケージやデザインは
妥協なくこだわり抜いていて
とても高級感があります。
商品が入っている筒状のパッケージです。
贈呈用としても印象がとても良いと
思います。
商品を作り上げていく中では
失敗なども多かったそうです。
たとえば、瓶の印刷色と
キャップシールとの色味。
同じ色味を指定しても
同じ色味にならなかったとのこと。
私も同じ経験があって、
求人広告のデザインを
していたのですが、
DICカラーで指定しても
紙質だけでなく、その日の天気や
湿度でも色味が違ってきます。
昔は印刷する際に版を作成して
色はインクを混ぜて調色するのですが、
最近はデジタル印刷機が多くなり、
色合わせはデータのCMYKで
調整をします。
これもまた大変な作業です。
ところでですが、
「HINEMOS(ひねもす)」って
なんだろう…って思った方も
多いのではないでしょうか。
調べてみると
「全ての時間」= 「終日」という
意味だそうです。
HINEMOSのコンセプトは
「時間」です。
時間に寄り添う日本酒ということで
商品はすべて時間で表記されています。
2023年1月現在、
下記の10種類が販売されています。
REIJI (0時)
ICHIJI(1時)
NIJI(2時)
SANJI(3時)
YOJI(4時)
SHICHIJI (7時)
HACHIJI(8時)
KUJI (9時)
JUJI(10時)
JUICHIJI(11時)
商品を1つずつ紹介していきます。
花のような香りと蜜のような優しい口当たり「REIJI」
フレッシュな酸味と
後味は軽やかな甘み。
疲れた心身を優しく
癒してくれる新感覚の
日本酒。
アルコール度数5%の
低アルコール日本酒!
甘さ控えめなドライな味わい「NIJI」
白ワインに多く含まれる
りんご酸のフレッシュな
酸味が口の中で広がります。
渋味があり、甘さ控えめな
ドライな味わいです。
杉の木を連想する熟成酒 SANJI
爽やかな甘みと後味の酸味が
スッキリ感を出しています。
杉の香りが口の中に広がり
余韻が続きます。
レモンのようなフレッシュ感のある爽やかな酸味 YOJI
プチプチとした炭酸ガスと
やわらかい甘味と苦みは
柑橘類を想像。
楽しいパーティの始まる乾杯酒「SHICHIJI」
パーティーなどの乾杯酒として
オススメのスパークリング日本酒。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵。
発酵の際に出る炭酸ガスが日本酒の中に
閉じ込められます。
アルコール度数5%の
低アルコール日本酒!
お米の甘味や旨味が滑らか「HACHIJI」
どんな料理にも合うにごり酒。
甘み・酸味がしっかりで
見た目は重そうですが、
飲んでみると後味軽やかです。
最高峰の技術で造り上げた「KUJI」
酒米の王様と言われる
山田錦を60%も削った、
ピュアな部分だけを贅沢に使った
高級酒。
南国のフルーツを思わせる
華やかな香りが特徴です。
濃醇で甘い、蜜のような酒「JUJI」
日本酒の仕込みに使う一部の水を
純米酒を使用して醸した貴醸酒。
甘みだけでなく酸味もあり
濃厚な風味。