【秋田県】濃醇旨口の日本酒 翠玉(すいぎょく)特別純米 生酒 両関酒造株式会社
秋田県の両関酒造が造る
「翠玉(すいぎょく)」シリーズ第二弾
翠玉 特別純米酒 生酒
翠玉は「花邑(はなむら)」という
日本酒をもとに試行錯誤して造り上げた
日本酒です。
この「花邑」はあの有名な十四代を造る
高木酒造の技術指導をもとに造られたことで
有名です。
翠玉(すいぎょく)特別純米 生酒
特別純米酒の日本酒とは?
ちなみに特別純米酒とは
いったい何なのでしょう。
良くわからなかったので調べました。
1.精米歩合が60%以下
2.特別な方法で日本酒を造っていて、
ラベルにその内容を記載すること
「特別な方法で日本酒を造っている」と
いうことが重要なようです。
予想ですが、たぶん精米歩合だと思います。
ラベルには麹米:55% 掛米:59%と
書かれています。
麹米、掛米とも同じ数値が多いですが、
精米歩合が異なっていることが
特別な造り方なのでしょう。
翠玉の純米吟醸と特別純米の違いは?
翠玉には「純米吟醸」と「特別純米」の2種類あります。
左が純米吟醸で右が特別純米
ラベルだけでの判断ですが
純米吟醸と特別純米の違いは精米歩合
酒米・アルコール度数は同じです。
特別純米 麹米:55% 掛米:59%
純米吟醸 麹米:50% 掛米:50%
掛米の精米歩合だけの違いで
どれだけ味や香りが変わるのでしょうか。
翠玉(すいぎょく)特別純米 生酒の風味は?
まずは香りを確かめます。
クンクン。
おっ!
ブドウのような香り。
まるでワイン?
香りを楽しみつつ味のチェック!
ひと口飲んでみると…。
んんんんんん!
甘い!
甘みのあとは酸味と甘みが残ります。
香り重視なら翠玉 特別純米
特別純米は白ワインのような香りが
強く感じます。
「翠玉 純米吟醸」は香りが弱めでしたので、
香りを重視するなら「翠玉 特別純米」が
オススメです。
甘味を重視なら翠玉 純米吟醸
翠玉の特別純米は日本酒度が-4.8、
純米吟醸は-7.1なので
純米吟醸の方が甘めでした。
特別純米も甘口ですが、酸味もあり
純米吟醸とは違う味わいです。
ただ、どちらも美味しい日本酒ですので
飲み比べもオススメです。
翠玉の生酒は冷蔵保管となっていますが
冷やして飲むと苦みが強くなるようです。
グラスやお猪口に入れて、
常温に近い温度になると香りや甘味が
強くなり、美味しく飲めますので、
常温になるまで待ってから
飲んだ方がいいですね。
オススメ度★★★★★
吟醸香 少☆☆☆☆★多
味わい 甘★☆☆☆☆辛
濃 さ 薄☆☆☆☆★濃
飲み方 常温または冷やして飲むと美味しい
■容量 720ml
■精米歩合 55~59%
■アルコール度数 15度
■原料米 非公表(秋田県産米)
■タイプ 濃醇旨口タイプ
■1,000円~2,000円
おりがらみ(滓がらみ)翠玉 特別純米 生酒
瓶の底には若干、滓があります。
滓がらみの日本酒は滓がないものと比べると
味わいがさっぱりしたように感じ、
飲みやすいと思います。
両関酒造株式会社
〒012-0813 秋田県湯沢市前森4-3-18