【千葉県】濃醇旨口の日本酒 菩提もと仕込み 醍醐のしずく 株式会社 寺田本家

菩提もと仕込みとは
奈良県(奈良市南郊、菩提山町)の
菩提山正暦寺
(ぼだいせんしょうりゃくじ)で
商品として初めて作られた
諸白(もろはく)のことです。
諸白(もろはく)とは
掛米・麹米ともに白米で仕込んだ
お酒のことです。
菩提もと仕込み 醍醐のしずく

菩提もと仕込みとは
温暖な気候でも日本酒が造れる方法です。
乳酸発酵の進んだ『そやし』という
酸っぱい水をもとにして仕込みます。
この仕込み方法は「生もと」の原型とも
言われています。
「生もと」とは
蔵の空中の乳酸菌を取り込み、
乳酸発酵をさせると同時に
雑菌の繁殖を押さえ、
野生酵母(酒蔵では蔵付き酵母)の
増殖を促してアルコール発酵をさせます。
複雑な味でも旨味がある
お酒の香りですが、
すっぱくて糠の独特な香りが強いです。
まるでヨーグルトのようです。
爽やかな吟醸香はまったくありません。
一口飲んでみると、
!
甘い。
驚くことに、かなり甘くて酸味が少なく、
濃厚でとてもおいしい日本酒でした。
もしかしたら日本酒ではないお酒?と
思ってしまうような美味しさです。
この旨味はアミノ酸がたくさん入っているから
だと思います。
自然の力でこんなに美味しいお酒が
できるなんてすごいです。
「醍醐のしずく」は毎年違う味
もともとは蔵にある乳酸菌を
使用して造っているため、
味を一定にするのは難しいそうです。
一定にできないということは
同じ作り方をしても毎年
味の違う日本酒ができるのです。
アルコール度数は造る年によって
6.0~17.0%となり、
一定ではありません。
先日、2回目を飲んでみましたが
かなり酸っぱく仕上がっていました。
旨味もちょっと少なかったですね。
前回とはかなり違う味ですが、
自然の力なので季節や年によって
味が異なるのは楽しみでもあります。
来年はどんな日本酒に
仕上がるのでしょうか。
オススメ度★★★★★
吟醸香 少★☆☆☆☆多
味わい 甘★☆☆☆☆辛
濃 さ 薄☆☆☆☆★濃
飲み方 冷して飲むと美味しい
■容量 720ml
■精米歩合 90~93%
※仕込みごとに数値が異なる
■アルコール度数 6.0~17.0%
※仕込みごとに数値が異なる
■原料米 無農薬米(コシヒカリ等)
■タイプ 濃厚な旨口タイプ
■1,000円~2,000円
寺田本家では蔵見学も行っています。
また、年に1度に蔵周辺でお祭りも
開催されています。
ぜひ見に行ってみたいと思います。
株式会社 寺田本家
〒289-0221 千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964
saketaku(日本酒定期便)なら自分好みの日本酒が見つかる!
